コラム

見落としがち? ヘアスタイリング剤の影響

女性のたしなみと言えば、メイクやファッションと併せてアレンジするヘアスタイルも重要ですよね。

1日中髪型をキープするためにヘアスタイリング剤を使っている方も多いと思いますが、そのヘアスタイリング剤が髪へ与える影響は意識したことがあるでしょうか?

ヘアスタイリング剤の影響と正しい使い方を知って、ダメージを軽減することを考えることがいつまでもキレイな髪の毛を保つための大きな秘訣です。

整髪料が髪に与える影響とは

ヘアスタイリング剤にはムースやスプレー、ワックスなどさまざまなタイプのものがあります。

これらには髪を柔らかくしてセットしやすくするために合成界面活性剤が含まれています。
合成界面活性剤は、肌への浸透力を上げるためにシャンプーや化粧水などにも含まれているもので、肌や髪などへのダメージが大きいことが問題視されている成分です。
髪への影響は、髪の毛の元となるタンパク質やキューティクルを破壊する作用があり、継続的に使用しているとどんどんと頭皮から体内へと吸収されます。
また、髪の毛をガチガチにコーティングしてしまうこと毛穴の詰まりや髪のダメージを促し、枝毛・抜け毛・切れ毛・頭皮角栓・頭皮ニキビなどが悪化する可能性があるのです。

ヘアスタイリング剤の正しい使い方

ヘアスタイリング剤を使用しないのが髪にとって一番いいのですが、仕事や髪のクセで使用しなければならない方も多くいらっしゃるかと思います。

できるだけ髪に負担の無い使い方と、害のないスタイリング剤を知り、髪と頭皮を守っていきましょう。 正しいスタイリング剤の使い方は、以下のような方法です。

髪に優しいスタイリング剤は髪の毛をコーティングしない
スタイリング剤と言うと、髪の毛を固めてその形をキープする、カチカチにするイメージがありますよね。
しかし、その強制力は髪をスタイリング剤で完全に包み込んでしまい、呼吸すら妨げてしまうので、髪は呼吸もままならない状態が続き、髪はやせ細って元気のない状態になってしまいます。
髪に優しいスタイリング剤とは、髪をコーティングするのではなく、優しく髪を保護してセットした形に導いてくれるようなもののことを指します。
強制力よりも、できるだけ髪の呼吸を妨げない自然由来のものを選ぶようにしましょう。
長時間使用しない
市販のスタイリングコート剤でもっとも大切なのは、長時間使用しないことです。
スタイリング剤が付いている間、髪は満足に呼吸が出来ない状態なので、どんどんと傷みが進行してしまいます。
残業続きの忙しい時期や遊びに出かけた日の夜は、お風呂を後回しにするも多いのではないでしょうか。
しかし、整髪料を付けたまま寝ると雑菌や油分、ホコリなどがどんどんと髪と頭皮を蝕んでいきます。
出来るだけ帰宅したらすぐにお風呂に入るようにしましょう。
有害成分を避ける
使用方法だけでなく、できるだけ髪に優しい成分のヘアスタイリング剤を選ぶことも大切です。
合成界面活性剤を使用していないような植物由来のものや、ビターオレンジから採取される植物油のネロリなどを使用しているものを選び、毎日使用してもダメージが少ないヘアメイクを心がけて下さい。
「髪は女の命」という言葉もあるように、女性にとって美しい髪は健康的な美の象徴です。
綺麗で美しい髪をしっかりと保護してあげて下さい。

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