乾燥肌は改善できます! すべての流れは自然派です
乾燥肌はつらいものです。
突っ張っている肌が、そのうち、しわだらけになるのでは、顔中小じわで埋まるのではと恐怖心さえもってしまいます。思い切り笑うことから遠く離れてしまっているような。
思い切り笑えるようになるための、乾燥肌攻略のテキストです。
漢方肌理論を知り、根本的なケアの対策を取ることで乾燥肌からの解放につながります。
乾燥肌とは?? なに? から始めましょう。少し長いので読んでいただくのは大変です。
乾燥肌は一般的には肌の水分不足を言いますが、実は、水分不足だけを乾燥肌というのではありません。
この角質の水分保持能力は、角質にでる皮脂の量と比例します。
いわゆる水分不足だけを乾燥肌というのではなく肌にある、水分と、
粘液物質(MMF)更に 皮脂腺から分泌される皮脂が一緒になり、
皮膚表面に染み渡っていくことで潤いのある、乾燥知らずの肌の状態が作り出されます。
このため肌の”皮脂不足”を乾燥肌といいます。
乾燥肌は水分不足だけではないのです。
単純に足りないから、外から補う、あるいは
余っているから取る だけの理論では肌のリズムを
無視していると言えるでしょう。
肌の自浄能力(自分自身でしっかりと働く力)を
どう整えるか、
”自分の肌に働かせ、肌に作らせる”
自分で自分の皮膚を作らせる。皮膚の働きを強化する。
この考えをもつことで、乾燥肌から脱出することができます。
自分の”肌力”を出させるのです!
皮脂の出にくい人と、足りない人この二つの条件によって乾燥肌になります。
肌の乾燥がひどいからといって、外から補うことだけでは解決はしません。
外から何かを充填することは肌が自分で作ろうとする肌自身の力をあえて奪うことになります。
乾燥肌について正しい知識を持つことから始めます。
原因
皮脂不足で乾燥肌になってしまういくつかの原因
を確認しましょう。
あなたの乾燥肌の一番の原因は何ですか。
皮脂腺、汗腺、副腎、胸腺、脳下垂体、これらのすべては体内にある内分泌(ホルモン)の
働きが大きくかかわります。そして、そのホルモン(内分泌)の状態は、
脳にある自律神経によってコントロール、調整されていることから、精神ストレスを
受けると、貴方の自律神経がダメージを受けることになり、同じつながりを持つ内分泌(ホルモン)
調整にも影響を及ぼし支障が出てきてしまいます。
精神的ダメージと、ホルモン失調は同じ自律神経にかかわり、自律神経によってコントロールされている皮脂腺に影響
してくるのは当然で、皮脂腺がうまく働かなければ、当然、皮脂の分泌量低下を招きます。
疲れがひどい時やストレスを受けた時などは肌が、いつもより乾燥しているのを感じませんか。
(今日はいつもより肌がつっぱる)ということです。
それが、疲れ、ストレスによって、ホルモン失調を招き皮脂の分泌を低下させてしまったのです。
皮膚の正しい環境づくりは化粧品の素材で決まります。
クリーム、乳液に使われる“界面活性剤”は皮膚のケラチンパターン
(きれいにモザイク状に並んだ皮膚表面の細胞のパターンのこと)を破壊し、
皮膚細胞のパターンを壊すことでコラーゲンやヒアルロン酸などの成分を浸透させようとします。
天然由来の界面活性剤といえども、皮膚のケラチンパターンを壊す“界面活性剤”の働きをすることにはかわりありません。
老化により皮脂腺の働きの低下によって肌の皮脂の分泌量が落ち、さらに皮脂の質そのものも低下します。
年齢を重ねると共に、肌が再生されるペースが落ち、皮膚に古い角質が残りがちになります。そのため、残った角質と新しく作られた角質があわさり、
その厚くなってしまった角質に十分、回るだけの皮脂が足りなくなることも、乾燥肌に繋がります。
だからと言って、ごしごしこすって落ちそこなっている角質を取ってしまえば解決するのでは?
というのは間違ったお手入れで、デリケートな頬の部分は薄く、
皮脂分泌の激しいTゾーン部分はさらに毛穴に負荷がかかり、
みかん肌の状態という混合肌を招き、過敏肌を招きます。過剰洗顔は危険です。
角質の厚さと皮脂の量のバランスが大切です。
紫外線を浴びると、皮膚の活性酸素が増え、それによって、毛包角化異常を起こします。
*毛包角化異常を起こすと透明感のある、さらさらとした質の良い皮脂が作られなくなり
粘度の高いべたついた質の悪い皮脂となって、皮膚表面に染みわたる浸透力にかけてきます。
毛包角化異常とは = | 皮膚の分泌がスムーズに行われないために、毛穴が開いてくる。 みかん肌状態を招く。 |
ほほ部分が乾燥、Tゾーン部が脂性という混合肌や、お顔全体のテカリ感は間違ったお手入れから発生します。
クレンジングクリームによるクレンジングのし過ぎは肌の皮脂を溶かしすぎることから
皮脂のとり過ぎに繋がり、これもまた乾燥肌を作ります。
皮脂のとり過ぎは洗顔を頻繁に行うことでも起こります。
石鹸での洗いすぎもタブー!
間違ったケアにより乾燥肌に繋がります。
体全体の栄養が少なくなることは、当然、顔の皮脂の不足に
つながり、皮膚のガサガサ感、しわ深さを生みます。
急速な肌の老化につながる怖さ。
無理なダイエットは体、顔の皮脂不足を起こし、
肌の老化につながる大きな原因です。スタイルだけに気を取られないで。
まとめ
角質の厚さ、皮脂の量、 皮脂の質 この3点が乾燥肌を改善するポイント
女性は皮脂の分泌を抑えてしまう働きを持つ女性ホルモンが優位であるために男性と比較しても
乾燥肌に傾きやすい傾向があります。
また、上記の1~6の問題はそれぞれ個別の単純な問題ではなく、お互いに関係しあいます。
特に、1と2は比例関係にあって皮脂の分泌が減退してくることと、
化学剤である界面活性剤による使用の化粧品から受ける影響の一つの原因である
角化スピードの減速とは同時に発生して乾燥肌に繋がります。
乾燥肌を現代医学的に見た限り、改善することは、難しく、保湿成分や、油性成分の量的、上から塗るという、補給しか考えられていないのが現状です。
クリームや、乳液をいつもより多めにたっぷりと、塗りましょうというアドバイスを受けた経験は誰にでもあるでしょう。
乾燥肌の原因は単に、上から補うことではないので、もう一度、内分泌のアンバランス、皮脂分泌低下の原因を探り、体質や、生活全般を見つめなおすことが改善の早道です。
“ここに自然美容の大きな意義があります。”乾燥肌の根本に目を向けるのです。
そして、スキンケアの素材が確かなものであることも大変重要です。
“自然美容の肌理論でしか現在、対応できないと考えています。”
化学剤使用で皮膚の環境を整えることはできません。
皮膚に密着させるものは、私達が着るものと一緒で、綿や麻、絹など、肌に触れて心地よいものと同じに考えてください。
”便利ではなく心地よいことが大切”
皮膚に載せて気持ちの良い化粧品の選び方が乾燥肌改善のための重要な一歩です。
石油系、化学系化粧品を避ける、とくに皮膚の構造破壊を起こす界面活性剤の排除です。
皮膚の環境は化粧品の素材で決まります。界面活性剤使用のクリーム、乳液を使用している化学素材で皮膚の管理が無理なことを考えてみましょう。
乾燥肌の改善のために肌に安全な化粧品が必要です。
皮膚 = 体 を同時に考えましょう。
ハーブリープおすすめの有意義で、解決の早い方法と秘策
界面活性剤に代わるものとして、ハーバルエッセンシャルオイルを使用します。
乾燥肌になりやすい方は、皮膚のきめ細かな方、疲れやすい方、もうちょっと元気がほしいと思っている方、忙しい毎日、ストレスの多いお仕事やストレスを抱える方が比較的多いので、体全体のレベルを上げることから始めましょう。
スキンケアではお肌に元気を与えることから始めます。
しっかりとした睡眠、リラックスタイム、気分転換などで、体を休めることも必要ですから心がけてください。
ベーシックオイルにお肌に元気の出る、ローズマリーを1~2滴入れてみましょう。
今回は乾燥肌ですから、プラス、サンダルウッド≪白檀≫を1~2滴お薦めします。
ハーブの精油をお化粧品に大丈夫?
全くご心配はいりません。
0.2~0.3%の希釈なら肌の回復は驚くほど速いでしょう。
ハーブの効能に強壮作用があります。
この力を借ります。
ハーブたちにどれほどの力があるか知りたくありませんか
界面活性剤よりずっと、安全で効果的です。
体内に吸収されても、体に影響はせず、
かえって香りも手伝ってアロマテラピーの嗅覚への作用も合わさることで
お肌も体も元気になる方法です。
乾燥肌のタイプを知ることでお手入れに違いが出ます。
疲れやすい、気力がないタイプの乾燥肌
気力のないタイプ乾燥肌ケアの目的
皮膚が薄く角質ができるスピードが遅い方
健康な角質の作ることを一番の目的にします。
一日も早く皮脂を出すためのケア
貧血の改善(血の気の薄い人)血を増やす対策を。
温かな皮膚にする(血液を増やすことで解決)
洗顔は ベーシックオイルをお勧め
基本スキンケアオイルにプラスのお薦めオイル
スペシャルD1 カレンシアオイル
クラリセージ、
サンダルウッド、
ローズマリー、
ローズ、
ジャスミン、
ネロリ
漢方精油 棗美香(アンチエイジング、乾燥、シミ、しわ対策用にお薦め)
地黄、茯苓、丹参、白朮、大棗、甘草 によるお肌のための薬草のブレンド
顔に熱をもって、赤ら顔で乾燥タイプ
赤ら顔タイプ乾燥肌ケアの目的
皮脂の分泌を正常化する。
更年期障害も関係する、皮膚のほてりを取る。
血液の流れをよくして皮膚の熱を取る。血液がしっかり正しく流れることで皮膚の温度は下がります。
オイル洗顔を主にして、石鹸洗顔を従にする。(3~4日の間隔の洗顔で)
基本スキンケアオイルにプラスのお薦めオイル スペシャルD1 時にスペシャルO2
ローズゼラニュウム、
フェンネル、
カミツレ、
ラベンダー、
漢方精油 棗美香(アンチエイジング、シミ、しわ対策にお薦めです。)
(地黄、茯苓、丹参、大棗、甘草 )ブレンド香です。
ベリテ化粧品で一番ベースになるベーシックオイルに入れる、またはスペシャルD1
に入れる、その働きの力強さを確認してください。
ベーシックオイル 130ml に対して、上記の精油を合計で8滴までお入れください。
スペシャルD1 40ml に対して 上記の精油を合計で3滴までお入れください。
アレルギーをお持ちの方は精油の種類が違いますのでご相談ください。
上記の精油と希釈率はアレルギーをお持ちでない方で乾燥肌の方を対象としております。
ベリテスキンケアのよって、少し乾燥肌が改善された方は、今度は、水洗い後にしばらく、お化粧水やオイルをつけるのをやめてみましょう。最初は、10分、だんだん時間を伸ばしていってください。
季節を問わずに、あなた自身であなたのお肌を鍛える“お肌のトレーニング”です。
すぐに、お化粧水やオイルをつけると、貴方のお肌はいつまでも甘えて自分で皮脂を作りません。
お肌自身が皮脂を作りだしてくるのがわかります。
界面活性剤使用のクリーム、乳液をお使いの方は残念ながらこのケアは効果がありませんので、ご承知ください。
過敏肌、アトピーの方がお使いになる精油は全く違った種類になりますので、上記の 精油はお使いにならないでください。
通常肌の方の乾燥肌対策とさせていただきます。
皆様には一番安全な対策をお伝えしておりますが、安全といって 精油を原液でお使いになることはできません。
また、この希釈量は大人の女性を対象としていて、お子さんにはお使いにならないでください。 元のオイルに対して、大変薄い希釈をご紹介していますが、 少なくなさるのはご自由で大丈夫ですが、多くされるのはお控えください。
最適で、効能がみられる量をご紹介しています。
(株)ハーブアート 鎌江真伍ハーバルエステシャン講座資料より |