コラム

顔の3倍も? 首の老化とケア方法

いつまでも若々しい肌を保つには、徹底した肌のケアが欠かせません。

人の目に付きやすい顔は多くの女性が気を使っていますが、そのすぐ下に位置する首を見逃してはいませんか?

首は「年齢を映し出す部位」と言われているほど、老化に個人差が出やすい場所なのです。

今回は、首の老化とケア方法についてお話します。

悪条件が重なる、首の老化が早い理由

首は顔の3~5倍の速さで老化が進行してしまうと言われています。
では、どのような理由で、首は老けてしまうのでしょうか?

ケア不足
首は、体重の約13%をも占める頭を支えている部位です。 しかし首は化粧水や美容液によるケアをされることも少なく、また睡眠時しか脳の重さから解放されません。 筋肉と肌、両方のケアがしっかりと行われていないと血液循環も低下して疲れなどが蓄積しやすい場所です。 疲れの蓄積や、お手入れ不足が首を汚く見せてしまいます。
皮脂腺が多い
顔は洗顔後にケアをしないとすぐに肌がつっぱり、乾燥を感じてケアをしなければと思いますよね。 首は顔の2倍の皮脂腺があり、乾燥を感じることはあまりありませんが、生理上、とても熱を持ちやすい性質があるので、保湿を心掛け乾燥状態を放置しないようにする必要があります。 しわ、たるみという老化の原因を作らないよう、お肌と同じようにしっかりとしたお手入れを心掛けましょう。
光老化
紫外線や日光は、浴びすぎると皮膚のコラーゲンを破壊して潤いと弾力を少しずつ奪ってしまいます。 首は日光の光を浴びやすい上に、UVケアを充分に行われないことが多いので、少しの紫外線でも、その刺激の積み重ねで皮膚がたるんでしまうのです。
皮膚が薄い
首は、顔の半分ほどしか皮膚の厚さがないと言われています。 つまり皮膚の層も薄いので、少し真皮層が減少したり、筋肉が衰えただけでも見た目へ与える影響が大きいのです。

要チェック! 首の老化のケア方法

首の老化は、しっかりと対策を行わないとどんどんと進行してしまいます。

まずは、3~5倍とされている顔との老化の差を埋めることから始めましょう。
ここで、首の老化防止のケア方法を紹介します。

タオルサウナ
入浴時に湯船で濡らした温かいタオルを首に巻き、そのまま20~30分半身浴をするだけの簡単なネックケアです。
蒸気で温められた首は血流も良くなり、首の筋肉もほぐれ、汗ばむことで老廃物を排出しやすくなります。
疲れて硬くなった首のコラーゲンの回復にも繋がり、血行が良くなり弾力が生まれることでくすみの改善にもつながるでしょう。
首ケア化粧水パック
  1. 入浴後、水気をしっかりふき取る
  2. コットンに化粧水を含ませ首に巻く(特に喉の部分は忘れずに)
  3. 締め付けない程度にラップを巻き付けて5分ほど放置
自宅で出来る簡単パックです。
ソフトローションは肌に優しい植物性のもので、海藻エキスなどの肌に馴染みやすく、しっかりと浸透してくれます。
ラップにより保湿成分の乾燥を防ぐことで、肌の中にしっかりと潤いを送り込むことができます。
ネックケアは、スキンケアと同じくらい徹底的に、繊細に行っていく必要があります。
首で老け込んだ印象を持たせないためにも、日々のケアにネックケアを取り入れてみて下さい。

ご注文・お問い合わせ

ご不明な点がございましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

03-6273-0005
ご相談受付:月〜金 10:30~15:00