コラム

「厚塗り・毛穴浮き回避」夏のメイク直し術

夏場は、どれだけ崩れないメイクを心掛けても、日中になると汗や皮脂でメイクが浮いてきてしまいますよね。

一日に一度はするメイク直しですが、ただ上からメイクを重ねていませんか?
夏のメイク直しは、汚い厚塗りになってしまいやすいので注意が必要です。

今回は、夏のメイク直し術を紹介します。

持ち歩くべきメイクオフ道具

夏のメイク直しは、上からファンデーションやシャドウを重ねても毛穴が目立ち、目もパンダになってしまいます。

大切なのは、浮いたメイクをしっかりとオフすること。
ここで、夏に持ち歩くべきメイクオフ道具を紹介します。
 
ティッシュ
化粧直しの際に、油とり紙を毎回使っているという方も少なくないでしょう。
しかし、油とり紙は必要な皮脂や崩れていないメイク部分までも拭き取ってしまい、かえって肌が余計に皮脂を出す原因になってしまいます。
顔の皮脂と浮いたメイクをオフする時には、市販のティッシュを使って軽く肌を押さえて対処して下さい。
ティッシュは油分と汚れをしっかりと吸収してくれる、メイク直しの味方です。
パフにティッシュを巻き付けて肌に当てると、肌にフィットして摩擦も減りますよ。
美容液綿棒
夏のメイク崩れと言えば、アイメイクがパンダになってしまうことですよね。
目元もメイクのオフには、植物性の肌に優しい美容液を染み込ませた綿棒で対応しましょう。
水分によってメイクが落ちやすくなり、乾燥しがちな目元の保湿にもなります。

薄付きが基本! メイク直し術

夏のメイク直しは、薄付きで崩れた部位の間を埋めるようなメイクをすることが基本です。

パーツごとのメイク直し術を紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

ベースメイク
ティッシュで浮いた油分や汚れをオフしたら、小鼻や顎など、赤みの気になる部分にのみコントロールカラーの下地を乗せましょう。
薄く薄く赤みがある部分に伸ばしたら、あとはルースパウダーで顔全体を押さえて完成です。
ファンデーションはそっと、押さえるように付けていきましょう。
携帯用のスポンジがあれば便利かもしれません。
アイブロウ
アイブロウは、毛のすき間の油分もオフするように丁寧にティッシュで押さえて下さい。
その後、眉山をペンシルで整えてからオフして消えてしまった部分を補うようにペンシルを滑らせましょう。
アイブロウは重ねすぎてしまうと濃くぼやけた眉になってしまうので注意して下さい。
アイメイク
美容液綿棒で黒くにじんだ部分をオフしたら、一度ティッシュで水気を拭き取りましょう。
アイラインはまつ毛のすき間を埋めるように点々と置くと、元のアイラインとなじみが良くなります。
この時も、デリケートな目元を守るために天然素材のアイライナーを使用すると良いでしょう。
アイシャドウは肌に優しい成分の薄い色合いのもので、肌色を整える程度に留めるとスッキリとにじみの無い目元にすることができます。
リップ
にじんだ口紅は目元同様綿棒でオフし、リップクリームで保湿します。
天然の蝋などで作られている、刺激の無いナチュラルなリップは夏の乾燥から唇を守ってくれますよ。
もちろん、唇の日焼けも防ぎ、唇の色が汚くなるのも防いでくれます。
唇全体にリップクリームが浸透したら、リップグロスで軽く色味をプラスして完了です。
口角ににじみがあると全体がだらしなく見えてしまうので、注意してケアするようにしましょう。
夏の肌は、紫外線や冷房などのさまざまな刺激を受けて肌が乾燥しがちですが、汗をかいた後は浮いている油分や汚れを定期的にケアすることで肌トラブルの回避にも繋がります。
夏の暑さに備えて、しっかりとメイク直し対策をしましょう。

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